今の人妻像

今の人妻像

一昔前まで、人妻というのは亭主である男性に従属する立場、というのが世間一般での認識でした。女は男を立て、支え、家庭を切り盛りする……それが妻の鏡である、というわけです。
ですから、昔の人妻というのは「亭主あっての妻」であったといえるでしょう。男女平等の今の世の中ではすっかり時代遅れになってしまった考え方ですが……。

……では、現代の人妻はどうかというと、正直なところ、亭主という存在は人妻にとって絶対のものではありません。
なぜなら人妻という立場であっても、今は自由に職に就くことができ、また才覚さえあればパソコンやインターネットを使って、アフィリエイトやビジネスを立ち上げて稼ぐことだって可能です。夫に養われなくても、自立して生きていく方法はいくらでもあるのです。
こうして社会進出する人妻ももはや珍しくなくなりました。不況で収入減に喘ぐ夫を尻目に、着々と稼ぎを増やし、甲斐性のない夫を捨てて自立する人妻も現れるようになりました。
そうなると亭主の方も「俺が食わしてやってるんだ、文句あるか!」などと大きな態度ではいられません。むしろ妻を常に意識してご機嫌をとらないと、いつ捨てられるかわからないようなことにもなりかねないのです。

こうした立場の逆転が起こっているのが今の世の中ですが、こうした状況がエスカレートしてくると、かつて夫の浮気に対して妻がそうであったように、妻の浮気に対して夫が我慢する、公認する、といった状況すら起こりそうです。
妻の側も、「私は夫のセックスの道具じゃない!」と、夜の営みに対して、「セックス料」を要求したり、といった話も耳にします。
すっかり男女の区別はなくなった……というより、女性のほうがむしろ強くなってしまった今の世の中、もはや出会い系サイトで人妻が積極的に相手を探すのも、必然といえる状況かもしれません。

2011年3月11日